インテルのエリクセン(右) photo/Getty Images
ハイレベルな司令塔が目覚め始める
インテルにとってジョゼ・モウリーニョの下で戦った2009-10シーズンは大きすぎる1年だった。
このシーズンでは伝説の3冠を達成しており、クラブ史に残る大成功のシーズンだったのは間違いない。
あれから10年。インテルはチャンピオンズリーグどころか、リーグ制覇も達成していない。2009-10シーズンから緩やかにチームは低迷してきたのだ。
その嫌な流れをアントニオ・コンテの下で止められるだろうか。注目したいプレイヤーの1人が、今冬にトッテナムからやってきたMFクリスティアン・エリクセンだ。
2009-10シーズンのインテルではMFウェズレイ・スナイデルが圧巻のパフォーマンスを披露していたが、エリクセンも役割は似ている。インテルのNewスナイデルになってくれれば、よりロメル・ルカクやラウタロ・マルティネスら前線の選手を活かせるというものだ。
伊『FC Internews.it』によると、エリクセンも2009-10シーズンのインテル3冠を記憶しており、当時のチームを尊敬している。
「インテルは2010年に3冠を達成していて、僕はその偉業を成し遂げた彼らを尊敬している。18歳の時に南アフリカワールドカップで当時の選手たち数名と顔を合わせたしね。ただ、今こそ新しい歴史を作る時だ」
新たなスナイデル役としてチームを引っ張っていけるのか。今節のブレシア戦ではエリクセンにも得点が生まれ、6-0の大勝を飾っている。
今季のスクデットは難しくとも、来季こそユヴェントスを超えたい。
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