バイエルンのレヴァンドフスキ photo/Getty Images
ゲルト・ミュラー氏超えは不可能なのか
今季バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキには、あのゲルト・ミュラー氏が持つブンデスリーガ1シーズン最多得点記録「40ゴール」に届くのではないかとの期待感があった。
しかし、結果的には34ゴールでフィニッシュ。得点王のタイトルは獲得したが、ゲルト・ミュラー氏の記録までは届かなかった。
ただ、レヴァンドフスキ本人は最初からゲルト・ミュラー氏の記録に興味などないのかもしれない。
独『Sport Bild』によると、レヴァンドフスキは今の時代にブンデスリーガ40ゴールは不可能に近いとの認識を示している。当時とはリーグの環境も変わっているためだ。
「当時起きたことと今を比較するのは不可能だよ。当時のシーズンを調べたけど、バイエルンはドルトムントに11-1で勝っていたからね。上位5チームと下位5チームの差は当時の方がかなり大きいと思う。今は下位のチームでも良い守備をするし、規律のレベルも高いからね」
ストライカーにとって、現代の方が難しくなっているのは事実だろう。加えてレヴァンドフスキはチャンピオンズリーグにDFBポカール、代表戦など、試合が多くなっているため国内リーグ1本に集中できないとの考えも示している。
ファンはどうしてもレヴァンドフスキにゲルト・ミュラー氏超えを求めてしまうが、それはさすがに難しいか。来季もレヴァンドフスキはその記録に近づくだろうが、この不可能を現実に変えてしまう者は出てくるか。
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