ビダルとハイタッチするメッシ photo/Getty Images
今季は20ゴール&20アシスト超え達成
リーガ・エスパニョーラのタイトルこそ逃したものの、今季もバルセロナFWリオネル・メッシはシーズンを通してハイパフォーマンスを維持した。
中でも今季の特徴はアシストだ。
そのアシスト集を振り返ると、改めてプレイの引き出しが多いことが分かってくる。
やはりFWルイス・スアレスとは理解し合っているのか、スアレスへのアシストが多いのも特徴的だ。
さらに今季はフリーキックからのアシストも目立っていた。クレマン・ラングレ、セルヒオ・ブスケッツらのゴールをアシストしており、バルセロナにフリーキックを与えるのは非常に危険だ。距離が近ければメッシ自らが狙ってくるため、来季もこのフリーキックは大きな武器となるだろう。
若きFWアンス・ファティへのアシストが多いのも注目点か。かつてロナウジーニョが若き日のメッシのゴールをお膳立てしてくれたように、今後はメッシが伸び盛りのファティを導いていく番だ。
何かと比較されるユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドが年齢とともにボックス内で勝負するゴールマシーンに姿を変えたならば、メッシの方はチャンスメイカー色を強めてきている。
メッシの実力ならば来季も20得点&20アシスト超えを狙うことも不可能ではないはずで、ベテランになってからもアシスト面でチームに貢献することになりそうだ。
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