エヴァートンの下のカテゴリーでプレイするシムズ(右) photo/Getty Images
早くも来季への期待膨らむ
リーグ再開後に交代枠が5枚に増えたこともあり、プレミアリーグでも若手を見る機会が多くなっている。
彼らにとって交代枠5枚は大きなプラスであり、貴重な経験を積んだ者もいる。
そこで英『90min』は、来季プレミアリーグでもっと出番が増えるであろう9人の若手をリストアップ。今後の成長に大きな期待をかけている。
1.ルーク・トーマス(レスター・シティ/DF/19歳)
移籍も噂されるベン・チルウェルの後継者候補として突如浮上したのが、19歳のトーマスだ。左サイドバックを本職とするトーマスは、デビューゲームから好パフォーマンスを披露。早くもサポーターのハートを掴み始めている。
仮にチルウェルが移籍するなら、トーマスが1番手となるかもしれない。
2.ベン・ジョンソン(ウェストハム/DF/20歳)
今季はまだリーグ戦2試合にしか出場していないが、今月22日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦にてジョンソンは右サイドバックでフル出場。FWマーカス・ラッシュフォードを抑えたと高い評価を得ている。
タックル、クリアともに印象的な数字を残しており、センターバックもこなす守備力は魅力的だ。
3.エリス・シムズ(エヴァートン/FW/19歳)
まだプレミアリーグでデビューしたわけではないが、先日のシェフィールド・ユナイテッド戦では初のベンチ入りを経験した184cmの大型ストライカーだ。
エヴァートンのU-18、U-23のカテゴリーでは、直近2シーズンで48戦46ゴールと驚異的な成績を残している。本格デビューの時が近いのは間違いない。
4.ロイド・ケリー(ボーンマス/DF/21歳)
リーグ再開後にデビューを果たしたレフティーDFのケリーは、6月24日のゲームよりリーグ戦全試合に出場している。左のサイドバックとセンターバックをこなせるのが強みで、ネイサン・アケが退団する場合は出番が増えると予想されている。レフティーであることを考えると、アケの後継者に最も近いか。
5.ジョアン・ペドロ(ワトフォード/FW/18歳)
まだ何か実績を残したわけではないが、今年1月にフルミネンセから合流した若きブラジル人アタッカーは移籍当初から話題を呼んできた。
ここまでプレミアリーグでは20分間しかプレイしていないものの、同メディアはスピードと運動量、ドリブルの技術を評価。フィニッシュの精度を向上させることができれば、将来的に面白いプレイヤーになると期待している。
来季必要な火力をチームに加える存在の1人とも主張しており、この夏にアピールできれば出番はさらに増えるはず。
彼らはリーグ再開後に何らかのアクションを見せており、来季への活躍に期待がかかる。いずれも中堅クラブの選手ではあるものの、来季彼らがどの立ち位置でスタートするか注目するのも悪くないだろう。
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