ドリブルを仕掛けるメッシ photo/Getty Images
10年経っても止められない
今季バルセロナFWリオネル・メッシはゴールとアシストの両方が20を超えたことで話題を呼んだが、忘れてはならないもう1つの武器がある。
年齢を重ねても色褪せないメッシ最大の武器の1つが、ドリブルだ。
今季もメッシはリーグ戦にて182回もドリブルを成功させており、これは今季のリーガ最多記録だ。2位はレアル・ベティスFWナビル・フェキルだが、フェキルの成功数は98回。メッシとはほぼ2倍近い差がついている。
ちなみに、マジョルカで奮闘した日本代表MF久保建英はこのランキングで7位に入っている。64回ものドリブルを成功させており、この数字は称賛されるべきだろう。
ただし、今回の主役はメッシ。スペイン『MARCA』が改めてメッシのドリブルを称えているが、メッシは直近10シーズンのリーガ・エスパニョーラにて実に6度も最多ドリブル成功選手に輝いている。
今季の182回という数字は、2010-11シーズンに記録した186回、2017-18シーズンに記録した185回に次いで自身3番目に多い記録となっている。メッシも33歳を迎えているが、10年前とドリブルの成功数がほとんど変わっていないのは見事だ。
チームは残念ながらリーグタイトルを逃したが、メッシの能力に陰りは見られない。恐らくは来季も相手DFはメッシのドリブルにクルクルとやられてしまうのだろう。どれだけ研究されても、毎シーズンのように180回近くのドリブルを成功させてくるのは異常か。
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