アタランタのムリエル(左) photo/Getty Images
圧巻の得点ペースに世界が衝撃
今季のセリエAではラツィオFWチーロ・インモービレとユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドが激しい得点王争いを展開し、最終的にはインモービレが36得点と見事な成績を残して得点王のタイトルを獲得。
プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラに続く得点王を狙ったロナウドは惜しくも31得点でフィニッシュすることとなった。
インモービレは88分に1得点、ロナウドは94分に1得点のペースでネットを揺らしており、2人がどれだけハイペースでゴールを決めていたかが分かる。
しかし、今季のセリエAには2人を上回る圧巻の得点ペースを記録した男がいた。すっかりスーパーサブとして人気となったアタランタFWルイス・ムリエルである。
その得点ペースは69分に1得点となっており、今季リーグ戦では18得点を記録した。ムリエルの場合は途中出場が多いため、たった1245分しかプレイタイムを与えられていない。その限られた時間で18点も挙げたのは見事と言うしかない。
同じアタランタではFWドゥバン・サパタも18得点を挙げているが、こちらは2036分間プレイしている。よって得点ペースは113分に1点だ。
インテルFWロメル・ルカク(130分に1点)、ローマFWエディン・ジェコ(178分に1点)など、ビッグクラブのエースもムリエルには歯が立たない。
スタメンを確保していない選手の評価は伸び悩むことが多いが、それはムリエルには当てはまらないだろう。現世界最高クラスのスーパーサブFWとして、今季は特別な称賛を得るシーズンとなっている。
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