トッテナムのセセニョン photo/Getty Images
プレミアでは爪痕残せず
延長戦の末にプレーオフを制し、見事プレミアリーグ復帰を決めたフラム。1年でプレミアの舞台へ復帰することになり、今度こそはきっちりと残留したい。
今夏には戦力強化へ動くだろうが、興味深いターゲットが浮上している。ガレス・ベイル2世と話題を呼ぶトッテナムDFライアン・セセニョンだ。
左のサイドバックからウイングまでこなすセセニョンは、フラムの下部組織で育ったタレントだ。2017-18シーズンにフラムの一員としてプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)でブレイクし、マンチェスター・ユナイテッドなど複数のビッグクラブが獲得へ動くことになった。
その中から選んだのはトッテナムだったわけだが、そんなにプレミアリーグの環境は甘くない。20歳のセセニョンは出番確保に苦しんでおり、今季もリーグ再開後は1分もピッチに立っていない。
英『Daily Mail』によれば、フラムはそんなセセニョンをレンタルの形でもう1度チームに加えようと考えているという。トッテナム指揮官ジョゼ・モウリーニョは手元に置いておきたいようだが、フラムの方が出場機会を確保しやすいのは間違いない。
2017-18シーズンには2部で15得点6アシストもの記録を残し、その攻撃性からベイルと比較されることになったセセニョン。一時はEURO2020にてイングランド代表入りするのではなんてところまで話が飛躍していただけに、今季は挫折の1年となったに違いない。
フラムでもう1度やり直すのも手だが、存在感が薄くなってきているセセニョンは来季こそ1部の舞台でインパクトを残せるか。
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