ゴールを喜ぶレヴァンドフスキ photo/Getty Images
抜群の安定感こそ最大の強み
クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシを除けば、近年はルイス・スアレス、エディンソン・カバーニ、ロベルト・レヴァンドフスキらが世界最高級ストライカーとの評価を得てきた。
では、その中でNo.1のFWは誰なのか。
スアレス、カバーニもワールドクラスのストライカーであることは間違いないが、直近10年間で最高のストライカーはバイエルンの絶対的エース・レヴァンドフスキではないか。
レヴァンドフスキ最大の強みは継続性だ。今季はすでに全てのコンペティションを合わせ53得点を記録しており、2015-16シーズンから5シーズン連続での40点超えだ。
鋼の肉体を持つレヴァンドフスキは滅多に怪我をしない。そのため、毎シーズンのゴール数が計算しやすい。継続性ではスアレス、カバーニを上回ると言っていい。
スアレスとカバーニはレヴァンドフスキより2つ歳上の33歳だが、スアレスは今季も昨季も20点台に留まっている。
カバーニの方は今季が7点、昨季は23点だ。もちろんプレイしているリーグが違うため、単純な比較は難しい。それでもレヴァンドフスキの数字が2人に比べて印象的なのは間違いない。
また、今季のレヴァンドフスキはチャンピオンズリーグで13得点を記録している。
これに対してスアレスとカバーニはキャリアの中で1度もチャンピオンズリーグでのシーズン得点数が二桁に乗ったことはない。
今季のレヴァンドフスキはさらに覚醒した感もあり、そのインパクトはスアレスやカバーニ、カリム・ベンゼマといったストライカーをも超えたのではないか。
衰えの気配は感じられず、鉄人ストライカーとして来季も得点を量産してくれることだろう。
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