ウルブズに加入したファビオ・シウバ photo/ファビオ・シウバのInstagramより
プレミアには今季も楽しみな若手が
チェルシーにやってくるティモ・ヴェルナーやカイ・ハフェルツ、マンチェスター・ユナイテッドに加入したドニー・ファン・デ・ベークら大物プレイヤーも注目だが、新シーズンのイングランド・プレミアリーグでは若手にも注目したい。
1.ファビオ・シウバ(18歳/ウォルバーハンプトン/FW)
何と言ってもポルトガルからやってきたクリスティアーノ・ロナウド2世だ。
ウルブズはFCポルトで育ってきた若きストライカーをクラブ史上最高額の3500万ポンドで獲得しており、若手注目度No.1と言っても大袈裟ではない。
昨季もポルトではクラブ史上最年少となる17歳と22日でリーグデビューを果たし、その1週間後にもクラブ史上最年少得点をマークしている超逸材だ。
185cmとサイズもあり、ハードなプレミアで1年目から戦えるのか注目だ。
2.インディアナ・ヴァシレフ(19歳/アストン・ヴィラ/FW)
2018年にクラブのアカデミーに入ったヴァシレフは、今年1月にプレミアデビューを果たしたレフティーのウイングだ。
アメリカの世代別代表でプレイしてきた選手で、2017年にはU-17ワールドカップでティモシー・ウェアらとベスト8入りを経験。そこでのパフォーマンスが評価されることになった。
米『ESPN』は今季の活躍次第でA代表入りもあり得ると見ており、アメリカが期待をかける次世代タレントの1人だ。
3.イーサン・アンパドゥ(19歳/シェフィールド・ユナイテッド/DF)
昨季チェルシーでは多くの若手がブレイクしたが、本来ならアンパドゥもブレイクしておくべき逸材だった。
しかし昨季はレンタル先のライプツィヒで出番を掴めぬ失意の1年を過ごすことになり、今季からはイングランドのシェフィールドにレンタル移籍している。
すでにウェールズ代表でもプレイ経験があり、チェルシーが期待をかける選手の1人だ。シェフィールドで確実に出番を確保し、ブレイクのきっかけとしてもらいたい。
4.ファウスティーノ・アンジョリン(18歳/チェルシー/MF)
その若手起用に積極的だった昨季のチェルシーにおいて、NEXTブレイク候補生と期待されているのが攻撃的MFのアンジョリンだ。
昨季はリーグ戦で20分だけ出番が与えられており、『ESPN』はチェルシーのアカデミーの中でも最も有望な選手と高い評価を下している。
今季もカップ戦などで出番を掴める可能性があり、何とかインパクトを残してほしい。

アーセナルに加わったサリバ photo/サリバのInstagramより
5.フォラリン・バログン(19歳/アーセナル/FW)
ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリ、エディ・エンケティアなど若手アタッカーが躍動するアーセナルには、まだ楽しみな逸材がいる。
センターフォワードのバログンもトップチームで是非とも試したい選手で、アーセナルサポーターはバログンの放出に反対だろう。
すでに8日に行われたEFLトロフィーのイプスウィッチ・タウン戦で得点を記録しており、将来的にエンケティアと前線で組ませてほしい点取り屋だ。
6.ウィリアム・サリバ(19歳/アーセナル/DF)
同じアーセナルでも、バログンとサリバでは状況が異なる。サンテティエンヌから合流したセンターバックのサリバは今季開幕から即戦力として働いてほしい選手で、アーセナルの失点減少へカギを握る人物だ。
すでにリーグ・アンでは実力を証明しているため、その評判に違わぬ存在かを今季はプレミアで試されることになる。
7.ハーヴェイ・エリオット(17歳/リヴァプール/FW)
最後はリヴァプールのエリオットだ。リヴァプールの前線では南野拓実やリアン・ブリュースターなどバックアッパー陣の争いに注目が集まっているが、レフティーのエリオットは貴重なモハメド・サラーの控えだ。
今季もカップ戦などでチャンスが与えられるはずで、サラーに次ぐ右ウイング2番手であることを証明したい。
彼ら若手にもチャンスは回ってくるのか。今では10代から活躍するケースも珍しくなく、ブレイクに期待だ。
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