リヴァプールの南野 photo/Getty Images
「我々が本当に好むタイプの選手」
リーグ戦ではなかなか出場機会が回ってこないサムライだが、コーチ陣からの評価は非常に高いようだ。リヴァプールに所属する南野拓実について、ユルゲン・クロップ監督の右腕としてチームを支えるペップ・リンダース氏が言及している。
昨季シーズン途中にリヴァプールへ加入し、公式戦15試合に出場した南野。だが、加入最初のシーズンはノーゴールに終わり、新たなチームへの適応には少々苦しむ結果となった。とはいえ、新シーズンを迎えてからこのサムライは徐々に結果を残しはじめている。8月に行われたコミュニティ・シールドのアーセナル戦で移籍後初ゴールを決めると、9月24日のEFLカップ3回戦リンカーン・シティ戦では2ゴール1アシストの大活躍。未だリーグ戦ではそこまでプレイタイムを得られてはいないものの、着実にチーム内での存在感を高めている。
そんな南野を絶賛するのが、リヴァプールでアシスタントコーチを務めるリンダース氏だ。同氏はこのサムライの練習態度や積極的なプレイスタイルを絶賛。「彼は我々が本当に好むタイプの選手」といった言葉を交えながら、南野はコーチ陣の間でも評判だと次のように語った。英『Daily Mirror』が伝えている。
「彼はロベルト(・フィルミーノ)と同じように、我々のゲームをまとめて円滑に回すことができる。その成長は素晴らしく、毎日全力で物事に取り組んでいるよ。彼は我々が本当に好むタイプの選手だ。
アタッカーとしての本分を忘れることなく味方のサポートにも走れると、南野はコーチ陣から高い評価を得ているようだ。これまではカップ戦での出場が主だった同選手だが、この調子ならリーグ戦で先発起用のチャンスが巡ってくる日もそう遠くはないか。
トレーニングでも常に全力で取り組む姿勢が高評価を得ているサムライアタッカー。はたして、南野に絶好のアピールチャンスが巡ってくるのはいつになるか。リヴァプールで日本代表戦士が最高級の輝きを放つ日を、皆が待ちわびている。