ユヴェントスのディバラ photo/Getty Images
今夏にはライバルが加入
開幕からの3試合を2勝1分でスタートしたアンドレア・ピルロ率いる王者ユヴェントス(ナポリ戦は不戦勝)では、前線にいくつか変化があった。
クリスティアーノ・ロナウドの存在は絶対だが、開幕節のサンプドリア戦では20歳のFWデヤン・クルゼフスキがロナウドの相棒を務め、続くローマ戦では戻ってきたFWアルバロ・モラタが先発した。
さらにFWで起用すると決まったわけではないが、今夏にはフィオレンティーナからイタリア代表FWフェデリコ・キエーザも獲得している。ロナウドの相棒を巡るバトルは本格化していくはずで、攻撃のオプションは明らかに増えている。
そんな中で英『Daily Mail』が気にかけているのは、開幕節から怪我で出遅れた10番を背負うFWパウロ・ディバラだ。
これまでもディバラには何度かユヴェントス退団説が噂されたが、昨季はマウリツィオ・サッリの下でリーグ戦11得点11アシストと躍動。ロナウドとの呼吸も合っていたが、同じレフティーのクルゼフスキが加わったことで序列に変化があるかもしれないと同メディアは考えているのだ。
クルゼフスキはまだ若い選手だが、ともに先発した開幕節のサンプドリア戦と第2節ローマ戦ではまずまずの評価を得ている。またディバラは現在胃腸に問題を抱えているようで、17日のクロトーネ戦もどうなるか分からない。
モラタ、クルゼフスキ、キエーザらとの争いが加速していくと考えられるが、やや出遅れたディバラをピルロはどう起用していく考えなのか。昨季良い感触を得ていただけに、今季の出遅れは少々痛いか。