ミラン戦では1点止まりに photo/Getty Images
ミラン戦も決定機はあった
今季のセリエA優勝候補の一角に挙げられるインテルは、ロメル・ルカクとラウタロ・マルティネスの2トップを軸に強力な攻撃陣を抱えている。
開幕節ではフィオレンティーナ相手に4-3、続くベネヴェント戦では5-2と、攻撃陣が爆発して収めた勝利もある。
ただし、伊『Gazzetta dello Sport』はインテルの決定力に疑問を抱いている。
ラツィオ、ミランとの直近2試合は決定機も複数作っていたのだが、それぞれ1点ずつしか奪えず勝ち点3を落としてしまったからだ。
69分に相手選手が1人退場したラツィオ戦では12本のシュートを放ったが、そのうち枠に飛んだのは3本のみとやや少ない。
1-2で敗れた17日のミラン戦は相手より多い18本のシュートを放ったが、枠に飛んだのは6本だった。
ラツィオ戦とミラン戦はどちらもインテルが勝利しても不思議ではない内容で、決して力負けしていたわけではない。だからこそサポーターにとってフラストレーションの溜まる試合だったのではないか。
チャンスを作ることが出来ているのはポジティブに捉えるべきだが、決定力は少々気がかりか。
得点を量産したフィオレンティーナ戦とベネヴェント戦では失点の部分が気にかかり、ラツィオ戦とミラン戦では決定力が問題と取り上げられることになった。
チーム力は確実にアップしているはずだが、まだ今季はインテルにとって100%納得できるゲームがないか。