インテル攻撃陣の中心を担うルカク photo/Getty Images
現地時間17日に直接対決
昨季からセリエAで覇権を争うユヴェントスとインテルで、それぞれ絶対的エースとなっているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとベルギー代表FWロメル・ルカク。現地時間17日に行われる両クラブの直接対決において、彼らのパフォーマンスは間違いなく大きなカギとなってくることだろう。
しかし、勢いではルカクの方に分があるのだろうか。ここまでより多くの得点を奪っているのは15ゴールで得点王争いをリードするC・ロナウドだが、現時点で優れているのはルカクだと両クラブOBのロベルト・ボニンセーニャ氏は主張する。伊『TuttoJuve』のインタビューに登場した同氏は、この2人のパワーバランスについて次のように語った。
「今季うまくいくかのように思えたフィオレンティーナの守備を破壊したのが、戻ってきたばかりのルカクだった。彼とC・ロナウドはどちらも破壊的だ。しかし、私はルカクの方がより決定的な選手だと考えているよ。それには議論の余地がないと思う。確かにC・ロナウドは素晴らしい選手だったが、今は少し衰えが見える。ストライカーの出来が試合の結果を左右するなら、私はインテルが勝つと思っているよ」
得点数でこそC・ロナウドに軍配が上がるものの、ポストプレイをはじめとする様々なプレイの総合力ではルカクの方が優れているとボニンセーニャ氏。先日は「自分の世界最高のストライカーの1人」と息巻いていたルカクだが、インテルに加入して以降は周囲からの評価もうなぎのぼりなようだ。
はたして、この2人が相見えるユヴェントスとインテルの対決は、どちらが勝利を掴むこととなるのか。