安定感抜群のパフォーマンスを見せるティーレマンス photo/Getty Images
ここまで48試合に出場しているティーレマンス
プレミアを制した「ミラクルレスター」で一躍話題となったレスター・シティ。若手の発掘や監督選びに定評のある同クラブだが、的確な補強もチームが成長した一つの理由と言える。
ベルギーのアンデルレヒト時代には「神童」と呼ばれていたティーレマンス。次の移籍先に選んだモナコでは主力となるも不安定なチーム状況もあり、今一つ輝けてはいなかった。しかしそこに目を付けたのがレスターだ。当時クラブ史上最高額でモナコからティーレマンスを買い取り、今ではチームの中心選手となっている。
そんなティーレマンスの特長と言えば攻守に渡る大きな貢献度だろう。攻撃では正確なラストパスや効果的なフリーランを持っており、最大の武器は強烈なミドルシュートだ。また、後方からの組み立ても安定しており、前線の強力な攻撃陣を支える存在だ。
守備面では前線からのプレスを怠らず、対人での守備も強い。終盤でも走り切れるスタミナの持ち主でもあり、チームにとって非常に心強い存在だ。
今季終了後にはEURO2020も控えており、今後の活躍に期待せずにはいられない選手だ。