ジェコ、インモービレ、オシムヘンらFW大爆発 セリエAが“欧...の画像はこちら >>

ナポリも序盤から攻撃陣が好調 photo/Getty Images

開幕からゴールラッシュ

まだ欧州各国のリーグは序盤戦だが、現段階で最も攻撃的なリーグはどこなのか。

答えはセリエAだ。

今夏にFWロメル・ルカククリスティアーノ・ロナウドの2枚を失うことになったが、イタリアの地ではFW陣が躍動。予想を上回るペースで開幕からゴールラッシュだ。

ここまで各クラブが6試合を消化したが、1試合平均得点数は3.25点。これは欧州5大リーグではトップの数字だ。

ナポリではFWヴィクター・オシムヘンが覚醒の兆しを見せており、ローマからインテルへやってきたベテランのエディン・ジェコも5得点と立派にルカクの穴を埋めている。

ラツィオではイタリア代表FWチーロ・インモービレが6得点と得点王レースをリードし、フィオレンティーナFWドゥシャン・ヴラホビッチも4得点と昨季からの勢いを継続中だ。

ローマではチェルシーから加わった大型FWタミー・エイブラハムも結果を出しており、各クラブでストライカーたちの躍動が目立っている。攻撃的なサッカーが見たければセリエAを見るべしと言っていい状況だ。

何より第6節まで消化しながら、スコアレスドローに終わったゲームが2試合しかない。得点が多く生まれるゲームが好きなサッカーファンにとってはたまらない展開だろう。

ルカク、アクラフ・ハキミを失ったインテルがリーグ最多の20得点を挙げていることも特長で、上位争いは大いに盛り上がっている。

2位につけるミランではFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰にも期待がかかり、セリエAのストライカー対決は今後ますます面白くなるはずだ。
カテナチオの国で行われる攻撃合戦を見逃すべきではない。

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