ニューカッスルから関心を寄せられているターコウスキー photo/Getty Images
まずは地盤から固めていくようだ
サウジアラビア系のPCPキャピタルパートナーズとRBスポーツアンドメディアなどから構成されるグループが、イングランドプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドを買収したと発表した。
新オーナーのムハンマド・ビン・サルマン氏の資産額は推定3,200億ポンドと言われ、豊富な資金を持つクラブへと変貌を遂げたマグパイズ。
早くも戦力に投資する姿勢を見せているニューカッスルだが、注目はやはり冬の移籍市場か。現在マグパイズは7試合終了時で3分4敗と19位に沈んでおり、未だに勝ち点を挙げられていない。とてつもない資金を持つオーナーに買収されたとはいえ、来季2部であるチャンピオンシップに降格してしまえば有名選手も監督も来てはくれないだろう。
まず補強が必要なのは守備陣か。ここまで16失点しており、リーグ最下位の記録を残している。得点数に関しては8得点と多くはないが、リーグ全体を見ても悪い数字ではなく、失点を減らすことで勝ち点に繋げることができると予想できる。
英『90min』ではバーンリーのDFジェイムズ・タルコウスキーにニューカッスルが関心を示しており、どうやら交渉が進んでいるようだ。タルコウスキーに関してはレスターのようなプレミアの強豪クラブが狙っていたセンターバックであり、来夏の夏で契約満了となる。タルコウスキーとクラブ間の紳士協定で、1月の移籍市場での移籍が決まっており、既定路線であるとも報じられている。新生マグパイズへの最初の補強はタルコウスキーとなるのか。
降格を避けるためにも、冬の移籍市場で確実に戦力アップに出ると予想されるニューカッスル。資金力も豊富であり、彼らが市場の中心となるのは間違いないか。