4ゴールを決める武藤 photo/Getty Images
神戸復帰後得点を量産する武藤
今夏ニューカッスルからヴィッセル神戸へと加入した武藤嘉紀。日本復帰後はすぐに結果を残しており、復調傾向にあるようだ。
FC東京からドイツへと渡った武藤はマインツでゴールを量産すると、3年間で23得点11アシストを記録。その後はニューカッスルへ移籍するも、出場機会が限られ本来の実力を発揮できず。エイバルへのレンタル移籍を経て夏に満を持して日本への復帰を決意した。
大迫勇也やボージャン・クルキッチらとともに加入し、大きな期待を寄せられた武藤。するとデビューから2試合目の大分トリニータ戦でアシストを記録する。さらに清水エスパルス戦で移籍後初ゴールを決めると、3試合連続ゴールを決める活躍を見せる。すでに9試合で4得点2アシストと結果を残し、チームに大きな影響をもたらしている。
そんな得点感覚が戻ってきた武藤に日本代表への招集はあるのだろうか。2019年のアジアカップのメンバーでもある武藤だが、代表では3ゴールと輝きを放つことはできていない。それでも得点に対する意識と感覚を兼ね備えている現在の武藤であれば、日本代表でも得点をもたらすことができるかもしれない。
さらに現在負傷離脱中の大迫が日本代表に間に合えば、神戸でともにプレイする同僚と代表でも共演することになる。武藤からすればやりやすさを感じることができるだろう。