人気銘柄となったモナコのオーレリアン・チュアメニ photo/Getty Images
今夏の失敗から学ぶべきだ
今夏の移籍市場ではメインターゲットであったストライカーを獲り切れずシーズンを迎えてしまったマンチェスター・シティ。それでも、フィル・フォーデンの偽9番がフィットし、ここまで好調をキープしている。
しかし、フェルナンジーニョの後釜はそうもいかないか。シティは[4-3-3]で試合に臨むことが多く、アンカーは非常に重要なポジジョンだ。現状ではロドリの成長もあってこの2人のローテーションで問題ないが、フェルナンジーニョが今季で退団となるとどうしても人員不足となり、選手獲得が必要となる。そこで候補に挙がっているのはモナコのMFオーレリアン・チュアメニだ。
英『Manchester Evening News』によるとフランス代表MFは多くのクラブから関心を寄せられており、シティもその一つのようだ。モナコ側が要求する移籍金は54億円と高額で、報道ではチェルシーが獲得レースを一歩リードしているとのこと。
そんなチュアメニは非常に万能な選手だ。中盤でのボール奪取を得意としつつ、その後も冷静にパスを捌くことができる。187cmとサイズもあり、空中戦も得意だ。10月に行われたUEFAネーションズリーグの決勝ではポール・ポグバと共にダブルボランチでコンビを組んでおり、チームの勝利に貢献している。大舞台も経験済みであり、欲しくないクラブは少ないだろう。
来夏争奪戦が予想されるチュアメニ。シティとしてはアンカーが来季の補強必須ポジジョンであり、優先して獲得するべきだろう。