“194cm”のサイズで35km/hは出せるモンスターFW登...の画像はこちら >>

ウディネーゼで才能発揮するベト photo/Getty Images

また出てきた大型FW

近年はドルトムントFWアーリング・ハーランドのようにサイズとスピードを兼ね備えたアタッカーが増えてきているが、セリエAにも注目すべきビッグマンがいる。

今月11日のミラン戦でも得点を挙げたウディネーゼFWベトだ。



まだ有名な存在ではないだろう。ベトはポルトガルのポルティモネンセで頭角を現し、今夏にレンタルでウディネーゼに加わった23歳だ。

サイズは194cmとかなり大きく、ウディネーゼでは早くもリーグ戦15試合で7得点と活躍。ウディネーゼからさらにステップアップしそうな気配を漂わせている。

伊『Calciomercato』によると、ベトがモデルにしているのは元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだという。サイズなどは大きく異なるが、ベトはスピードにも自信を持っている。
その点からエトーのプレイを参考にしているのだろう。

「僕はサイズもあって、パワーとスピードも備えた理想的なストライカーだと思っている。もちろんまだ改善すべき点は多いけどね。モデルはエトーだ。ラツィオ戦で1度33km/hのスピードを出したけど、不満だね。過去には35km/hを出したこともあるし、37km/hには達したい」

194cmもサイズのあるストライカーが35km/hなんてスピードで突進してくるのは恐怖だ。
すでにセリエAのDFは対応に手を焼いており、細かな部分を伸ばせばワールドクラスのストライカーになるかもしれない。

ストライドが大きく、バネもある。現代サッカー界が理想とするセンターフォワードに思えるが、ベトはどこまで伸びるのか。今のペースなら今季のセリエA二桁得点も現実的で、強豪クラブも目をつけ始める頃だろう。