バーンリーで活躍してきたウッド photo/Getty Images
少し変わったことで注目集める
プレミアリーグ残留へのキーマンとなるのだろうか。13日、ニューカッスルはニュージーランド代表FWクリス・ウッドの獲得を発表した。
ニューカッスルはサウジアラビアの政府系投資ファンドによる買収が決定したものの、現在はプレミアリーグ19位。今後は超大型補強が期待されるが、その前にまずは降格を回避しなくてはならない。今冬にも積極的な補強へ動くだろう。
その救世主候補の1人としてウッドの獲得が決まったわけだが、今回の移籍は少々違った形で注目が集まっている。
ニューカッスルはウッドの獲得に3000万ユーロを投じているのだが、これは30歳以上のストライカー獲得に費やされる金額としては歴代3位だという。
移籍情報サイト『Transfermarkt』によると、ウッドより高額な移籍金で動いた30オーバーのストライカーは2000年にフィオレンティーナからローマへ移籍した元アルゼンチン代表FWガブリエウ・バティストゥータ(3620万ユーロ)、1位は2018年にレアル・マドリードからユヴェントスへ移籍したFWクリスティアーノ・ロナウド(1億1700万ユーロ)だ。
近年の移籍金が高騰していることなども影響しているが、ウッドには特殊な形で注目が集まることになった。これはあくまでストライカー限定の数字となっているが、ウッドはこの金額に見合うパフォーマーを見せられるだろうか。
長くバーンリーでプレイしてきたウッドは、プレミアリーグ通算50得点をマークしている191cmの大型ストライカーだ。プレミアリーグでの経験があるのは1つの強みで、ニューカッスルを残留に導く英雄となることが求められている。