リヴァプールにはまだチャンスがある photo/Getty Images
可能性としてはゼロではない
一時は首位マンチェスター・シティと2位クラブとの勝ち点差が10ポイント以上離れるなど、プレミアリーグの優勝争いは終わったかに思われていたが、23節を終えて首位シティと2位リヴァプールの差は9ポイントにまで縮まってきた。
1月終盤で9ポイントは大きな差かも知れないが、リヴァプールはまだ1試合未消化であり、それに勝てば6ポイント差まで縮めることができる。
リヴァプールに期待できるのは、やはりモハメド・サラー、サディオ・マネの両翼を欠いても、ここまで勝ち点を失っていない選手層の厚さだ。直近のクリスタル・パレス戦では右サイドにオックスレイド・チェンバレンを起用し、彼が1ゴールを決めている。こういったユルゲン・クロップの起用法も、今後期待できる一つの要因だ。
また、ここまで連勝を継続していたシティがサウサンプトン相手に引き分けてしまったのも、リヴァプールにモチベーションを与える大きなミスとなってしまった。
シティの独走を止めるために今後も勝ち続ける必要のあるリヴァプール。11日のレスター戦ではサラー、マネ、ナビ・ケイタのアフリカネーションズカップに参加していた選手が戻ることになっており、ここからの優勝争いはさらに面白いものになるだろう。