やはり狙うべきはイサクか photo/Getty Images
移籍市場閉幕までのタイミリミット迫る
今冬の移籍市場にて、ストライカーの補強に奔走しているとされるアーセナル。ピエール・エメリク・オバメヤンが構想外と伝えられるなか、頼れる選手は決して多くない。
そんななかで、かねてよりアーセナルが狙っているとされていたフィオレンティーナのFWドゥシャン・ヴラホビッチは、現地時間28日にユヴェントスへの移籍が決定。冬のマーケットが残りわずかとなるなかで、有力候補がひとり他クラブへ向かうこととなっている。移籍市場閉幕はもう目前だが、はたしてアーセナルはここからどのように動いてくるのだろうか。
ヴラホビッチが市場から消えた今、確保しに向かいたいのはやはりレアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(22)か。今季はソシエダで公式戦25試合に出場して8ゴール2アシストを記録している同選手。彼は192cmのサイズを活かして前線の起点となることができ、フィニッシュのパターンも実に豊富だ。アーセナルが求める能力の多くを備えており、まさに理想的な補強候補と言えるだろう。
「ガナーズは間違いなくイサクを獲得しに向かうべきだ。彼のフィニッシュワークはどこか(ティエリ・)アンリを思い出させる部分がある。様々なポジションの間に陣取り、見つけ出した狭いスペースからゴールへとつながるプレイを開始する。イサクは身長もあるけれど、そういった動きがとても上手い。
そんなアーセナルの前線補強問題に関しては、クラブOBのナイジェル・ウィンターバーン氏もこのようにイサクを推薦している。上背を活かしたプレイだけでなく、オフ・ザ・ボールの動きや豊富なアイデアにも定評のあるスウェーデン代表FW。やはり、他の候補と比べてもアーセナルに最もマッチしそうなのはこの男か。
ガナーズが現時点でどのような考えを持っているかは不明だが、はたして残りわずかとなったマーケットで彼らはどのように動いてくるのか。タイムリミットは迫っているだけに、勝負は早めに決めたいところだ。