負傷交代となった長谷部 photo/Getty Images
長谷部の後釜の台頭に期待だ
ブンデスリーガ第21節でフランクフルトはシュツットガルトと対戦。日本人対決となった一戦は、シーソーゲームを制したフランクフルトが3-2で勝利した。
今試合もリベロでスタメン出場した長谷部誠は守備の中心として、チームをけん引する。しかしチーム最年長のCBは、87分に味方GKであるケビン・トラップと衝突し、同選手の膝が胸部に勢いよく当たってしまう。ピッチに倒れ込んだ長谷部は、シュテファン・イルザンカーと交代となった。
試合終了後、フランクフルトの公式Twitterでは「長谷部誠は更なる診断のため、病院へと向かっている」と報告。独紙『Kicker』のオリバー・グラスナー監督のコメントによると、「肋骨を骨折した可能性がある」とも伝えられており、長期での離脱も考えられる。
38歳ながらチームの最後尾から支え続けていた長谷部と、大黒柱を失う可能性があるフランクフルトの双方に大きな試練が課せられることとなる。長谷部には一刻も早い復帰が望まれるだろう。またチームとしては長谷部の後継者を探す時間を作るとなりそうだ。トゥタやエヴァン・ヌディカといった若いCBたちがチームをけん引する存在となれるだろうか。