レンタル先のクリスタル・パレスで結果残すギャラガー photo/Getty Images
特に前線では序列変更もありか
果たして来季のチェルシーはどのような布陣となるのか。注目を集めているのは、サウサンプトンにレンタル移籍しているFWアルマンド・ブロヤ(20)と、クリスタル・パレスにレンタル移籍しているMFコナー・ギャラガー(22)の2人だ。
ブロヤは今季プレミアリーグで6得点、ギャラガーはMFながら8得点を記録しており、その実力は十分にプレミアで通用している。チェルシーのアカデミーより出てきたNewエリートプレイヤーで、来季にはトップチームで2人を見たいと考えているサポーターも多いはず。
仮に来季も指揮官トーマス・トゥヘルの3バックを軸とするならば、最終ラインはベテランのチアゴ・シウバ、アカデミー出身のトレヴォ・チャロバー、さらに残留の可能性も示唆されているアントニオ・リュディガーが残ってくれれば大きい。セサル・アスピリクエタ、アンドレアス・クリステンセンの退団が噂されているものの、この3人にセビージャからジュール・クンデをゲットできれば理想的か。マラング・サールも控えてはいる。

サウサンプトンにレンタル中のブロヤも興味深い逸材 photo/Getty Images
来季もアカデミー出身組に注目
中盤に関しては、英『The Sun』はエンゴロ・カンテとギャラガーの2人でボランチを形成するプランをプッシュしている。ここはマテオ・コバチッチやジョルジーニョもいるポジションだが、ギャラガーはチェルシーでスタメンを確保できるレベルに達したとの評価だ。
ウイングバックは左にベン・チルウェル、右にリース・ジェイムズの2人がファーストチョイスで問題ないだろう。攻撃的なカラム・ハドソン・オドイも伸びている。
前線で気になるのはロメル・ルカク、ティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエク、クリスティアン・プリシッチら高額な移籍金で獲得されているタレントたちだ。同メディアは、来季はレンタル中のブロヤを最前線に配し、その背後にメイソン・マウントとカイ・ハフェルツを並べる案を出している。
ルカクはチェルシーで期待に応えられていない状態で、それはヴェルナーも同じだ。