欧州各クラブから熱視線を注がれているカマラ photo/Getty Images
シティやリヴァプールも興味
今はまだギリシャリーグでプレイする若手のひとりに過ぎない。しかし、彼は今夏に欧州5大リーグへと活躍の場を移していくのだろうか。
その選手とは、現在オリンピアコスでプレイしているギニア代表MFアギブ・カマラ(20)だ。英『Daily Mirror』によると、同選手には現在マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、レスター・シティ、ACミランといったクラブが夏のマーケットにおける獲得に関心を寄せているという。欧州では昨季までほぼ無名だった選手だが、今後は一気に移籍市場の人気銘柄となる予感がしてきた。
昨季までリールの下部組織に所属していたカマラは、さまざまなポジションで高いクオリティを発揮するユーティリティプレイヤーだ。昨夏加入したオリンピアコスでは攻撃的MFを主戦場としているものの、インサイドハーフやウイングもこなす万能性は現地でも高く評価されている。攻撃的なポジションを任されればアグレッシブかつテクニカルな持ち上がりでフィニッシュに絡み、少し下がり目のポジションを任されれば巧みなボール奪取で中盤のフィルター役に。任された役割によってスタイルを変える彼は、指揮官にとって非常に使い勝手の良い選手と言えるだろう。
ギリシャで一皮むけて、着実に5大リーグ行きの準備を進めているとされるカマラ。中盤の層を厚くしたいクラブにとって、彼は絶好の補強候補となるはず。はたして、このギニア代表MFは今夏ステップアップを果たすのか。今後の動向には注目だ。