プロ初ゴールの安居 photo/Getty Images
浦和の5ゴール目を決めた安居
浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ第2節で山東泰山と対戦。明本考浩やアレクサンダー・ショルツ、アレックス・シャルクの2ゴールで得点を重ね、5-0と圧勝した。
J1第1節の京都サンガFC戦以来のスタメン出場となった安居。同試合ではトップ下での出場となったため、ボランチでの先発は初となる。そんなルーキーは後半アディショナルタイム、流通経済大学の同期・宮本優太のパスにダイレクトで合わせると、ボールは相手に当たりながらゴールネットへと吸い込まれる。アジアの舞台で安居のプロ初得点が生まれた。
豊富な運動量と自慢の守備力で中盤を制圧し、コンビを組んだ柴戸海とともにすぐさまボールを奪取してカウンターの芽を積んだ。持ち味である守備だけでなく攻撃でも存在感を発揮した安居が、激戦区であるボランチでの先発争いに名乗りを挙げる。
また自身の特長を理解している宮本の存在も非常に大きい。試合後のインタビューでは「大学のころからああいうシーンはあったので、(宮本)優太も分かってくれて(パスを)出してくれたのかなと思う」と安居がコメントしており、得意なゴールパターンを知っている同期のパスが、浦和での初めての得点を導き出した。