フィナリッシマで先制点を決めた photo/Getty Images
インテルでゴールを量産
コパ・アメリカ王者アルゼンチンとEURO王者イタリアによって行われたフィナリッシマの一戦で、1ゴール1アシストの活躍を見せたFWラウタロ・マルティネス。昨年10月にインテルとの契約を2026年まで延長したばかりだが、今夏のプレミアリーグ行きなどが噂に挙がっていた。
マルティネスの移籍先候補には恩師アントニオ・コンテ監督が率いるトッテナムやチェルシーといったビッグクラブの名前が浮上していたが、やはりインテル残留が濃厚のようだ。移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏もSNSでマルティネスのコメントを発信している。
「僕のプランははっきりしている。本当に来季もインテルに残りたいんだ」
マルティネスは2018年にインテルへと加入。当初はFWマウロ・イカルディなどの存在もあって出番はそれほど多くなかったものの、昨季はFWロメル・ルカクとの強力2トップで計41ゴールを奪い、11年ぶりのスクデット獲得に貢献。
今季はリーグ戦こそ惜しくも2位に終わったものの、コッパ・イタリアやスーペルコッパを制し2つのタイトルを獲得。マルティネスはキャリアハイとなるリーグ戦21ゴールを記録し、得点ランキング3位でシーズンを終えた。
昨夏にチェルシーへと移籍した元相棒ルカクの帰還なども噂されているが、彼の復帰以上にマルティネスの残留はインテルにとって大きいはず。ライバルミランからスクデットを奪還するためにも、若きエースの活躍は来季も欠かせない。