ロナウドはマンU退団となるのか photo/Getty Images
去就に注目が集まるロナウド
適切なオファーがあればマンチェスター・ユナイテッドを退団したいという希望を明かしたマンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド。移籍先候補にはバイエルン・ミュンヘンの名前も挙がっているが、その噂に対してローター・マテウス氏は好反応を示している。
昨夏に古巣マンUへと復帰したロナウドは、37歳という年齢に差し掛かりながらリーグ戦18ゴールを決め、プレミアリーグの得点ランキング3位に位置する活躍を見せた。
しかし、チームはリーグ戦を6位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ出場権を逃している。ロナウドがマンUに残留するとなれば、19シーズンに渡って続いたロナウドのCL出場記録はここで途切れてしまう。
現在ロナウドの移籍先としてさまざまなクラブが噂されているが、FWロベルト・レヴァンドフスキが退団を希望しているバイエルンも1つの候補として挙がっている。元ドイツ代表レジェンドであり、バイエルンのOBでもあるマテウス氏は、独『Sky Sport』でこの件について自らの意見を明かしている。
「もちろん将来を見据えての移籍ではないだろう。彼は37歳だが、それでも永久に新聞の見出しを飾るはずだ。バイエルンのシステムにフィットしているかどうかはわからない。しかし、彼は今でも傑出したゴールスコアラーである。彼は史上最高のストライカーの一人であり、30ゴール前後は間違いなく決めるだろう。シャツの売上などによる資金調達も保証されている」
「ロナウドがバイエルンに行くのはセクシーだ。 少なくとも、その選択について一度考え、動いてみるべきだ。
「攻撃面において、バイエルンは(FWサディオ・)マネ、(FWトーマス・)ミュラー、ロナウド、(FWキングスレイ・)コマンで恐ろしいほど多くのゴールを決めることができる。彼らのライバルは(FWセルジュ・)ニャブリと(FWレロイ・)サネだろう」
「ニャブリがクラブを去るかもしれないし、そうなれば金銭的にすべてが合理的になる」
昨季リーグ戦で34試合35ゴールを記録したレヴァンドフスキに加え、14ゴール5アシストのニャブリが退団するとなれば、バイエルンはそれなりのレベルのフィニッシャーが欲しいところ。全盛期ほどのスピードやドリブルは見られなくなったが、依然としてゴールへの嗅覚の鋭さを見せるロナウドは、彼らの穴埋めとして最適な選手なのかもしれない。