ハメス・ロドリゲスの欧州復帰はあるのだろうか photo/Getty images
昨季はカタールでプレイしている
11月に開催されるワールドカップ・カタール大会。4年に一度行われるサッカーの祭典で、各地域から集まった強豪がグループステージと決勝トーナメントを戦い世界一強い国を決める。
初年度となった14-15シーズンはリーグ戦29試合で13ゴール13アシストの大活躍を見せ、自身の実力がレアルでも通用することを示した。しかし徐々にプレイタイムが減り、ローン移籍でバイエルン・ミュンヘンへ。ここでも出場時間は増えなかったが、初年度は1627分で7ゴール11アシストと短い時間でもゴールに絡めることを証明している。その後は自身の恩師が指揮官を務めるエヴァートンへ移籍し、23試合で6ゴール4アシストを記録。プレミアにも難なく適応したが、ラファエル・ベニテスが指揮官になったことで戦力外を告げられてしまい、カタールのアル・ラーヤンに加入している。
5大リーグから去ることになったハメスだが、欧州復帰を考えているようだ。英『Mirror』によるとバレンシアやビジャレアルのスペイン勢に、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマが関心を示しているという。
一度は欧州の舞台からフェードアウトしたコロンビア代表MFだが、その実力は衰えていない。エヴァートンでも初のプレミア挑戦ながら10ゴールに関与しており、得点に絡む能力の高さは健在だ。ただ守備での献身性は改善する必要があり、ローマに移籍となればモウリーニョから走ることを求められるはずだ。
選手寿命が延び、ハメスの31歳はまだ老け込む年齢ではない。