三笘薫にライバル登場? ブライトンが“ククレジャの後釜”とし...の画像はこちら >>

ブライトン行きが発表されたペルピス・エストゥピニャン photo/Getty images

ビジャレアルのCLベスト4行きを支えた選手だ

ブライトンでのプレミアリーグデビュー戦で自慢のドリブルを武器にインパクトを残した三笘薫。終盤での出場となったが、パスとドリブルからチャンスを生み出した。

対峙するDFはイングランド代表のキーラン・トリッピアーだったが、三笘のドリブルを初見で止めることはできず、イングランドでも通用することが証明された。そんな三笘の地位を脅かすライバルが現れるかもしれない。

ブライトンはチェルシーへ移籍したマルク・ククレジャの後釜としてビジャレアルのDFペルピス・エストゥピニャン獲得を発表した。5年契約で移籍金は明かされていない。

9月には日本代表とも対戦するエクアドル代表のエストゥピニャン。24歳の選手で、ビジャレアルでは左サイドバックとして高い評価を得ており、昨季はリーグ戦で28試合に出場。ベスト4と躍進したCLではラウンド4リヴァプール戦の2試合に出場し、ユルゲン・クロップ率いる優勝候補を苦しめた。

高い身体能力を生かした左サイドバックで、強度の高い守備を披露することができる。昨季のCLラウンド8、バイエルン・ミュンヘンとの2ndレグではフルタイム出場し、クリア6回、シュートブロック2回、インターセプト1回、タックル3回と高い守備スタッツを残しチームのラウンド4行きを支えている。

ブライトンでは守備的なウイングバック、もしくは4バックで戦う際の左サイドバックとして起用されるだろう。ククレジャが抜けたことでその役割をこなせる選手が不在であり、ビジャレアルでその実力は証明済みだ。

4バックであればエストゥピニャンが左SB、三笘が左サイドハーフで共存できるが、ウイングバックとして台頭することになれば三笘はポジションが危ない。
日本代表FWは短い時間でも活躍できるタイプだが、出場時間を延ばすには攻守両面での強度を高める必要があり、エストゥピニャンがチームに適応する前にグレアム・ポッター監督にアピールしたい。

レアンドロ・トロサールにソロモン・マーチ、エストゥピニャンと左ウイングバックのライバルが多い三笘。すでにインパクトを残したが、今後は継続が必要になる。

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