まだまだロナウドのモチベーションは落ちていない photo/Getty Images
サポーターはゴールを待っている
国内リーグではベンチスタートが続いているが、FWクリスティアーノ・ロナウドの得点力はマンチェスター・ユナイテッドにとって大きな武器となる。
最近はマーカス・ラッシュフォードがゴールにアシストにと大活躍だが、マンUはセンターフォワードの層が薄い。
そのチャンスとなるのがヨーロッパリーグだ。グループステージ初戦となるレアル・ソシエダ戦が間もなく始まるが、ロナウドの先発を予想する意見もある。ソシエダは強敵だが、他の2チームはシェリフ、オモニアとマンUにとって格下だ。ここはローテーションでバックアッパーのコンディションを上げる目的に使いたいところで、ロナウドもまずはここからアピールが必要だ。
ロナウドとしては屈辱かもしれないが、英『Manchester Evening News』はロナウドがまだ高いプロ意識を有していると今後に期待をかける。今夏の移籍市場でこそ不穏な空気が漂ったが、最近もリーグ戦で味方が得点を決めた際にはベンチで笑顔を見せるなどチームに溶け込もうとしているように見える。
また途中出場した際には全力でゴールを狙いに行っており、3-1で勝利した4日のアーセナル戦でもロナウドはゴールに飢えていた。モチベーションは枯れていないはずで、1点決めれば勢いの乗ってくる可能性も考えられる。
「ロナウドがソシエダに対してテン・ハーグと一緒にやれることを示せば、監督が今後彼により多くを頼る理由となる。彼がまだ重要な役割を果たせることを証明するチャンスだ」
同メディアはソシエダ戦へ向け、こうロナウドに期待する。序盤戦のうちにロナウドのベストフォームを取り戻したいところだが、エリック・テン・ハーグはロナウドをチームに組み込めるのか。