ベルギー代表でも存在感を示すアマドゥ・オナナ photo/Getty images
若手の活躍がW杯での結果を左右する
UEFAネーションズリーグを戦うベルギー代表は26日にオランダ代表と対戦。終盤まで0-0と推移していたが、終盤に失点を喫してしまい、3勝1分2敗で決勝ラウンド進出を逃した。
そんなベルギー代表だが、オランダ戦では積極的に若手をピッチに送り込んでおり、中盤にMFアマドゥ・オナナ(21)、3バックの右にDFゼノ・デバスト(18)を起用している。
ドイツやフランスで飛躍を掴み、今季からプレミアリーグのエヴァートンでプレイするオナナ。移籍後さっそくフランク・ランパード監督からの信頼を掴み中盤で起用されており、すでに6試合でピッチに立っている。
192cmの長身を持った中盤戦士で、攻守両面で輝くことが可能だ。オランダ戦ではインターセプトからの攻撃参加が非常にスムーズであり、枠内を捉えるミドルシュートを放つ場面も。インターセプト3回、パス成功率93%と高い数字を残しており、ユーリ・ティーレマンスからポジション奪取なるか。
デバストはそんなオナナよりも若い18歳だ。アンデルレヒトでプレイするヤングスターで、代表はオランダ戦で2試合目、アンデルレヒトのトップチームでもまだ21試合の経験しかない。それでもフル代表に招集されており、ロベルト・マルティネス監督からの期待は大きい。
オランダ戦ではフィルジル・ファン・ダイクに得点を許してしまったが、それ以外のパフォーマンスは上々だ。デュエルの強度が高く、5勝を記録。
ケビン・デ・ブライネ、ロメル・ルカク、エデン・アザールからなるトップ3の高齢化もあって以前ほどの勢いはないベルギー。それでもオナナやデバストのような若い才能は代表チームに入ってきており、若返りはゆっくりだが進んでいる(データは『SofaScore』より)。