退任が決まったロドリゲス監督 photo/Getty Images
福岡に1-1のドローで終了
J1第34節で浦和レッズはアビスパ福岡と対戦。後半に岩波拓也が先制ゴールを決めるものの、フアンマ・デルガドに同点ゴールを決められて1-1のドローで最終戦を終了した。
徳島ヴォルティスから昨季浦和の監督に就任したロドリゲス監督は就任時、クラブからの方針について「クラブに要求されていた“スタイルを変えること”に着手しました。クラブから求められたことは、タイトルを取ることでした。それは達成できたと思います」とコメント。土台作りとなった昨季は、リーグ戦は6位ながら天皇杯優勝を制し、チームにタイトルをもたらした。
そしてAFCチャンピオンズリーグでの戦いについては「もう1つ要求されたことは、ACLへの出場でした。参加しただけではなく、決勝に駒を進めることができました」とクラブから求められたACL出場を達成したロドリゲス監督。連戦の中でもアジアを勝ち抜き、決勝へと進出した。来年2月に行われる決勝について「クラブの決断で、来季は別の監督でこのプロセスを進めることになりました。プロフェッショナルとして私はその判断を尊重します」と話しながらも、「私はタイの小さなクラブ(ラーチャブリーFC)を率いてアジアに来ました。苦労を重ねてアジアの決勝の舞台へとたどり着いたので、その舞台を戦いたいという気持ちはあります」と自身の思いを明かした。
昨季は多くの選手の入れ替えを行いながら新たなスタイルへと着手し、38試合で18勝9分11敗のシーズン6位で終了して天皇杯のタイトルを獲得。