レアル・マドリードの下部組織でプレイするヴィニシウス・トビアス photo/Getty images
普段は中井卓大と共にプレイしている
昨季、欧州を席捲したレアル・マドリードには多くの有望な若手がいる。
ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、オーレリアン・チュアメニらがその筆頭であり、今後のレアルを支えていく。
下部組織のカスティージャにも有望株はいるようで、それがDFヴィニシウス・トビアスだ。
2022年にシャフタール・ドネツクからやってきたブラジル人DFで、レアルは完全移籍で獲得できるオプションを持っている。現在は下部組織のカスティージャでプレイしており、指揮官であるラウル・ゴンザレスに重宝されている。
西『MARCA』によると、レアルでのトビアスへの評価は高く、買い取りオプションが行使される可能性があるようだ。金額は1000万ユーロとされている。
「この4から5カ月で彼は段々と良くなっている。オフェンス面でのクオリティが高く、多くのことに挑戦している」
同メディアではカスティージャの監督を務めるラウル・ゴンザレスがトビアスについてコメントしている。カスティージャでは、右のウイングバックで起用されており、その高い攻撃性能が評価されている。ただ守備面での強度不足をたびたび指摘されており、今後改善が必要となるポイントだ。
トップチームの右サイドバックにはダニエル・カルバハルとルーカス・バスケスがいるが、どちらも30代に突入しており、若くない。カルバハルは怪我が多くなっており、今後トビアスが試験的にカルロ・アンチェロッティ監督に試される機会は少なくないといえる。
今後に期待がかかるトビアス。まだ18歳と若く、トップチームの仲間入りをするのはいつになるのだろうか。