プレミアで快進撃を見せるニューカッスル photo/Getty Images
まだ1敗しか喫していない
FIFAワールドカップ・カタール大会で世界が盛り上がる中、ニューカッスルのサポーターはプレミアリーグの再開を心待ちにしていたに違いない。今季前半戦のニューカッスルはまさにノリノリ状態だったのだ。
ここまで15試合を消化し、8勝6分1敗。現時点で3位につけている。前半戦の内容に文句はつけられない。
しかも10月1日のフラム戦からは8試合で7勝1分と見事なランを見せており、そのタイミングでFIFAワールドカップ・カタール大会による中断期間が入ってきた。ワールドカップが楽しみな一方で、良い流れを切ってほしくないと考えたニューカッスルサポーターもいたことだろう。
11月12日にチェルシーを1-0で撃破したニューカッスルは、今月26日のレスター・シティ戦よりプレミアリーグの戦いを再開させる。目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。
地元メディア『Geordie Boot Boys』によると、ニューカッスルのDFファビアン・シェアも今季の戦いに手応えを得ている。スイス代表の一員として戦ったワールドカップを終え、ここからはニューカッスルでの戦いに集中するときだ。
「新たなクラブのオーナー、それから監督のエディ・ハウが取り入れた変化は非常に驚くべきものだったよ。僕たちは魅力的なフットボールをしていて、現在プレミアで3位だ。チームの結束、スタジアムと街の熱意は素晴らしいよ」
ニューカッスルはサウジアラビアの政府系ファンドである『PIF』の買収から波に乗っており、大胆かつ的確な補強でチームを確実に前へ進めている。