今冬の移籍は実現するのか photo/Getty Images
J・フェリックスとディエゴ・シメオネ監督の関係悪化が囁かれている
かねてから関心を示していたFWコーディ・ガクポがリヴァプールへと移籍してしまったこともあり、別のアタッカーを探しているマンチェスター・ユナイテッド。アトレティコ・マドリードのFWジョアン・フェリックスのローン移籍を実現させるべく、動き始める可能性があるようだ。
11月にFWクリスティアーノ・ロナウドが退団し、前線の選手層が薄くなっているマンU。第一に獲得を目指すべきは、センターフォワードを本職とするストライカーと考えられるが、万能性の高いJ・フェリックスへの関心も噂されている。
スペイン『Relovo』によれば、マンUはJ・フェリックスを6月までのローンで迎え入れることに前向きのようで、レンタル料400万ユーロ(約5億6000万円)と給与全額を支払う意向だという。買取オプションは付帯しない形のようだ。
一方のアトレティコは、この形式であれば1200万~1300万ユーロ(約17億~18億円)のレンタル料を望んでいるようで、要求額に達した場合のみJ・フェリックスを放出するというスタンスを一貫して取り続けている模様。現状マンUの希望額はその3分の1程度となっている。
さらに、J・フェリックスの代理人であるジョルジュ・メンデス氏がアトレティコのCEOミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏と、今週木曜日の夜にマドリードの有名レストランで面会したとも同メディアは報じている。45分と時間は短かったようだが、J・フェリックスに関する何らかの話し合いが行われたとみられる。
J・フェリックスのローン移籍に興味を示しているクラブとして、マンUの他にはアーセナルの名前もあがっているが、半年のローンで1200万~1300万ユーロのレンタル料はあまりにも高い。どちらのクラブが動くにしろ、現状はアトレティコのスタンスを崩せるかどうかが最大のポイントとなりそうだ。

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