スタッド・ランスで活躍するバログン photo/Getty Images
かなり層が厚い攻撃陣に
まずは今季のプレミアリーグ制覇へ後半戦も全力投球といったところだが、来季以降のアーセナルも非常に楽しみだ。
何と言ってもレンタル先のスタッド・ランスで大ブレイクしているFWフォラリン・バログンの存在が面白い。
英『FourFourTwo』は今季のレンタル組で一番のヒットと称えており、これほどの逸材を手放すのはもったいない。アーセナルサポーターも来季はチームで見たいと考えているはずだ。
問題は起用法だ。センターフォワードではマンチェスター・シティから獲得したガブリエウ・ジェズス、現在そのジェズスの穴を埋めているエディ・エンケティアがいる。単純に考えればバログンは3番手となりそうだが、それでは出番が少なすぎるだろう。
同メディアはジェズスを含めウイングでの起用も検討しているが、そこにはブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリがいる。さらにベンチには10番を背負うエミール・スミス・ロウ、レンタル組では今冬にノリッジ・シティへ向かった19歳のブラジル人FWマルキーニョスも将来が楽しみな選手だ。
いつしか前線は2チーム作れそうなほどタレントが揃ってきており、クラブとしては嬉しい悲鳴といったところだろう。来季以降の攻撃陣がどう変化していくのか、このあたりの競争も楽しみだ。