バイエルンでも存在感高めるムシアラ photo/Getty Images
昨年のW杯でも才能を存分に発揮した
FWロベルト・レヴァンドフスキが退団した現バイエルンのNo.1スタープレイヤーは誰なのか。リヴァプールから加えたサディオ・マネもその1人だろうが、今や攻撃の中心は19歳のジャマール・ムシアラと言ってもいいだろう。
昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会でもドイツ代表の中心選手としてドリブル突破を連発しており、カタール大会でさらに成長したようにも見える。そのドリブルは独特のリズムで刻まれ、バイエルンでも欠かせぬ武器だ。
バイエルンは14日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマンと対戦したが、このゲームでもムシアラは先発。チームも1-0の勝利を収めており、パリ相手に良いスタートだ。
英『BT Sports』によると、元イングランド代表オーウェン・ハーグリーブス氏もムシアラの才能を絶賛する。
「彼は素晴らしい。世界で最も優れた若手選手の一人だよ。彼のプレイのすべてが好きだね。カカーを思わせるよ。我々の時代のカカーは最高の10番だった。ムシアラにもスピード、サイズがあり、優れたフィニッシャーでもある」
まだ今季はチャンピオンズリーグでゴールを決めていないが、ブンデスリーガの方では10ゴール8アシストと見事な活躍ぶりだ。パリ相手にもドリブル突破を仕掛けるシーンがあり、今のムシアラを1対1で抑え込むのはかなり難しいだろう。