アストン・ヴィラでプレイするディエゴ・カルロス photo/Getty Images
エメリのサッカーにどうフィットするか
ウナイ・エメリ就任より一気に調子を上げ、今では欧州カップ戦出場権を狙えるところまで浮上してきたアストン・ヴィラ。そこに頼れるセンターバックが戻ってきた。
昨夏セビージャから加わったディエゴ・カルロスは、アストン・ヴィラの補強の中でも目玉選手の1人だった。最終ラインを統率する存在と期待されていただけに、開幕直後の大怪我はあまりにショックの大きな事態だ。
一時は今季中の復帰も難しいと思われたが、ディエゴ・カルロスは6日のウォルバーハンプトン戦に65分から途中出場。過酷なリハビリを乗り越え、今季中の復帰を実現したのだ。
英『Birmingham Mail』は先発復帰も近いと見ており、今のエメリ・サッカーにディエゴ・カルロスの守備力が加われば大きなプラスとなる。ディエゴ・カルロスも常にモチベーションを高く保ってリハビリに励んできたと振り返っており、プレミアで暴れる日を本人も待ちわびていたはずだ。
「再び今季プレイするのは不可能だという人もいた。とても深刻な怪我だったからね。毎日大変な苦労があった。チームメイト、サポーター、スタッフ、家族に感謝している。彼らは大いに助けてくれた。
ディエゴ・カルロスはセビージャでもジュール・クンデらと最終ラインを構築していた実力者だ。プレミアでも活躍できるはずで、アストン・ヴィラの守備をどう変えていくのか楽しみだ。