フォレンダムでプレイするムブヤンバ photo/Getty Images
エールディヴィジでDFながら5ゴールと活躍
NEXTフィルジル・ファン・ダイクとも呼ばれたセンターバックは今。
2019年にバルセロナ、その翌年にはチェルシーへ加入したオランダ人DFシャビエル・ムブヤンバ(21)を覚えているだろうか。
チェルシー加入後はU-23のカテゴリーでプレイを続けていたが、怪我の影響などもあって思うような時間は過ごせなかった。結局トップチームでの出番はなく、昨夏にはオランダのFCフォレンダムへと移籍している。
早々にビッグクラブで大活躍とはならなかったが、今季はオランダ1部のフォレンダムで26試合に出場。センターバックながら5ゴールと攻撃面も印象的で、エールディヴィジで確実に評価は上がっている。
U-19オランダ代表でのプレイ歴もあり、195cmのサイズを誇る大型CBムブヤンバも将来が楽しみなオランダ人センターバックの1人だ。
英『The National』によると、現在はスコットランドのセルティック、同じオランダの強豪アヤックス、AZといったクラブもムブヤンバに関心を示しているという。
セルティックといえば、オランダ代表の先輩でもある現リヴァプールDFファン・ダイクが成長したクラブだ。ムブヤンバもまだ21歳と若く、ステップアップを焦りすぎる必要はない。セルティックも悪い選択肢ではないだろう。
最近のオランダはファン・ダイクを筆頭に、マタイス・デ・リフト、ネイサン・アケ、ユリエン・ティンバー、スフェン・ボットマンらハイレベルなセンターバックを続々と輩出している。ムブヤンバもそれに続きたいところだが、フォレンダムからの再ステップアップはどうなるか。