ウクライナ代表のミハイロ・ムドリクphoto/Getty Images
自信を取り戻す鍵となるか
昨季はプレミアリーグ12位と苦しい結果に終わったチェルシー。監督の解任が続き、スカッド整理が追いつかない状況がその要因であると考えられている。
苦しいシーズンを過ごしていたチェルシーに昨冬、1億ユーロ(約139億円)の移籍金で加入したのが、ミハイロ・ムドリク。しかし国内リーグでは15試合2アシストの活躍に終わり、90分間プレイした試合も加入して以来1試合。主に控え選手として過ごした。
ムドリク自身も現状に満足はしていないだろう。『THE Sun』によると、今夏自身の実力を再発見するため自国のU-21代表として欧州選手権に参加する意向であるという。これにはチェルシー新監督のマウリシオ・ポチェッティーノにも感銘を与えているようだ。
先日ムドリクはウクライナ代表のトップチームでドイツとの親善試合に先発出場している。しかしそれに甘んじずU-21の代表にも参加することは多くのファンからも賞賛された。
「諦めない精神力」
「若者よ戦い続けなさい。やがてそれは報われるでしょう」
「良い子だ。彼は間違いなくその自信を取り戻す必要がある」
ウクライナはU-21欧州選手権のグループBに所属しており、スペインや開催国のルーマニアなどと同グループだ。まだ正式にメンバー発表はされていないが、ムドリクが召集されれば間違いなく大会注目選手の1人となるだろう。