チェルシー時代は特別な輝きを放っていたアザール photo/Getty Images
今季も得点力不足は深刻
今季プレミアリーグで12位に終わったチェルシーは、リーグ戦38試合で38ゴールしか奪えない深刻な得点力不足に陥った。
今夏の市場ではエース級のゴールゲッター獲得が不可欠で、センターフォワード問題は最重要課題だ。
チェルシーの寂しい得点力を象徴する数字の1つとして、英『Squawka』が取り上げたのは2017-18シーズンからのチーム得点数ランキングだ。
2017-18シーズンより、プレミアリーグで最も多くの得点を挙げたチェルシーの選手はFWエデン・アザールなのだ。アザールは2019年にレアル・マドリードへと去ったが、未だにアザールがトップとなっている。
アザールは2017-18シーズンと2018-19シーズンで合計28ゴールを奪っており、この数字に次ぐのはMFメイソン・マウント(27ゴール)、FWタミー・エイブラハム(21ゴール)、MFジョルジーニョ(21ゴール)だ。
このうちエイブラハムとジョルジーニョはすでにクラブを去っており、マウントも今夏の退団が噂される。
ここ3シーズンでプレミア二桁得点を達成したのは、昨季のマウントのみ(11ゴール)。今季はFWカイ・ハヴァーツが7ゴールでチームトップとなっており、BIG6の一角としては寂しすぎる数字だ。
今夏の攻撃力アップは絶対の課題だが、来季得点王争いに絡む選手は出てくるだろうか。