兄妹のローレン・ジェイムズとリース・ジェイムズ photo/Getty Images
7月に開幕の女子W杯
7月20日からオーストラリアとニュージーランドにて開催される女子W杯。各国のメンバー発表も行われるなど、少しずつ大会に向けて注目を集め出している。
「スリー・ライオネス」の愛称で呼ばれる女子イングランド代表は女子サッカー界屈指の強豪だ。W杯での最高順位は2015年大会の3位。しかし女子EURO2022では優勝し、今大会は優勝候補の一角だ。
また、ウェンブリー・スタジアムで行われたEUROの決勝では8万人をも超える観客が応援に駆けつけ、イングランド国内でも女子サッカーは注目の的だ。
そんなイングランド代表暫定メンバーの中で、注目の1人がローレン・ジェイムズだ。同選手は、チェルシーに所属するイングランド代表リース・ジェイムズの妹。そんなローレン・ジェイムズは英『BBC』によると、「リースの妹」としてではなく、今回のW杯で自身の名前で知られるようになりたいと考えているようだ。
「『あれはローレン・ジェイムズ、あれはリースの妹』だけでもいいんだ」
「しかし、私は[自分自身の名前]で切り開きたいんだ。『これがローレン・ジェイムズだ』として知られるようになりたい」
また、リース・ジェイムズからアドバイスをもらったことも話しており、「(ワールドカップを)楽しむこと、楽しんでゴールを決めること」と言われたようだ。リース・ジェイムズは無念の怪我で、カタールW杯に出場できなかった。そのため、妹に自身のワールドカップに出られなかった思いも託しているのかもしれない。
女子イングランド代表のメンバー発表は7月11日に行われる。
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