日本も灼熱の戦い続く photo/Getty Images
イタリアもトレーニングの時間をずらすなど工夫中
日本も7月に入ってから気温が急激に上がり、肌を突き刺すほどの日差しが照りつけている。気温的に、やはり日本の夏はスポーツをやりやすい環境とは言い難いものがある。
同じことに悩んでいるのがイタリアだ。現在欧州の各クラブは新シーズンのスタートへ向けて準備している最中だが、伊『Gazzetta dello Sport』はあまりにも暑すぎて各クラブが工夫を施さないと選手たちが動けなくなっていると取り上げている。
イタリアも場所によっては40度を越す地域もあり、ミラノも30度を超える。ACミランはトレーニング後に冷たい風呂に入るのが恒例となっているようで、ローマはジムや屋内プールなどを使ってフィジカルテストをおこなっているという。
時間もずらす必要がある。トリノは午前9時と早い時間からトレーニングをおこなっており、アタランタもトレーニングセッションを9時30分か午後17時以降に限定している。
一方で日本のJリーグはシーズンの真っ只中だ。Jリーグも基本は夕方以降の開催となっているが、それでも90分を戦うのは厳しい。Jリーグでは春秋制への移行論もあるが、夏場の暑さ問題も深刻なレベルにきていると言えそうだ。
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