リヴァプールとチェルシーが獲得を狙うカイセド photo/Getty Images
チェルシー移籍が濃厚か
ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドの今夏の去就は大きな注目を集めている。
チェルシーが以前からずっと契約交渉を行なっていたが、ここにきてリヴァプールが1億1100万ポンド(約203億円)もの移籍金を用意し、ブライトンと合意に至ったという報道が浮上した。
しかし、カイセド自身はリヴァプールではなく、チェルシー行きを望んでおり、同選手の去就はますます不透明になっていた。そんななか、英『Daily Mail』によると、カイセドのチェルシーへの移籍が間近に迫っているという。
同メディアによると、リヴァプールのオファーを受けたチェルシーは、アドオンを含めた総額1億1500万ポンド(約212億円)の移籍金を提示したようだ。リヴァプールが提示した英国史上最高額をさらに更新する金額でのオファーだ。
移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーは1年の延長オプションを含める2031年までの8年契約をカイセドに準備しており、クラブ間の話し合いにすでに入っているという。
カイセドを巡るチェルシーとリヴァプールの戦いに終止符が打たれる可能性が高くなっている。またサウサンプトンのMFロメオ・ラヴィアにもこの両チームは興味を示している。
正式な発表がされるまで、リヴァプールとチェルシーの中盤の補強に向けた動きから目が離せない。