今夏、マンCに加入したコバチッチ photo/Getty Images
ロドリの横で存在感を発揮
今夏、チェルシーからマンチェスター・シティに加入したクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(29)。
今夏に退団したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの代役として大きな期待が寄せられていた。
英『Manchester Evening News』では、すでにチームに溶け込んでいるコバチッチについて、「コバチッチは静かに完璧に定着しており、すでにシティの攻撃において効果的な役割を果たしている」とゴールやアシストという数字にならない同選手のプレイを賞賛している。
開幕戦はMFケビン・デ・ブライネがスタメン出場を果たしたが、途中で負傷してしまった。その後のリーグ戦ではコバチッチが中盤でプレイし、抜群の安定感を見せている。
ゴールやアシストという直接的に数字につながる結果は残していないものの、2節のニューカッスル戦、3節のシェフィールド・ユナイテッド戦、4節のフラム戦の3試合の先制点はコバチッチのパスからスタートしている。いずれの試合もアシストを記録した選手にパスを配給しているのがコバチッチである。
コバチッチの存在は相方のロドリにも影響している。コバチッチとロドリがうまく中盤のバランスを取ることで、ロドリの攻撃回数が今シーズンは増加している。ロドリは昨シーズンも重要な場面での得点は目立ったが、今シーズンはすでに2ゴールをマークしており、昨シーズンのゴール数に並んでいる。
ギュンドアン不在の穴が心配されたが、新加入のコバチッチはすでに存在感を出し始めている。