トルコ国内リーグで首位を走るフェネルバフチェ photo/Getty Images
ベテラン選手の活躍目立つ
今季のトルコ勢ではチャンピオンズリーグ・グループステージにてガラタサライがマンチェスター・ユナイテッドを撃破したことが話題を呼んだが、国内リーグでそのガラタサライよりも良いスタートを切ったのが名門フェネルバフチェだ。
2位ガラタサライが7勝1分で勝ち点22を稼いでいるのに対し、フェネルバフチェは8戦全勝。
ガラタサライもマウロ・イカルディなどハイレベルな選手を揃えているが、フェネルバフチェも今夏の補強は派手だった。
最大のヒット選手はフリーで獲得したFWエディン・ジェコで、インテルよりやってきた37歳のジェコはすでにリーグ戦で6ゴールを記録している。
さらにアヤックスを離れたFWドゥシャン・タディッチ、マンチェスター・ユナイテッドよりMFフレッジ、セリエAのウディネーゼで活躍してきたブラジル人CBロドリゴ・ベカン、昨年のワールドカップ・カタール大会の日本戦でもPKストッパーの名手として話題を呼んだクロアチア代表GKドミニク・リバコビッチも加入している。
今季のフェネルバフチェはUEFAカンファレンスリーグの方に回っているが、そこでも2連勝スタート。今季はすべてのゲームで全勝なのだ。
昨季はガラタサライにリーグタイトルを譲ったが、今季はフェネルバフチェも良いスタートを切った。両チームの争いは最後までもつれそうで、欧州カップ戦でのパフォーマンスも見逃せない。