インテルの絶対的エース、ラウタロ・マルティネス photo/Getty Images
リーグ戦12試合で12ゴール
バイエルンに所属するFWハリー・ケイン、マンチェスター・シティに所属するFWアーリング・ハーランドは現在、世界最高のストライカーとも言われる選手たちだ。
しかし、英『BBC』はこの2人にも劣らないストライカーがいると綴っている。
マルティネスは現在、セリエA12試合で12ゴールをマークしており、2位のFWオリヴィエ・ジルー(ACミラン)に5ゴール差をつけて得点ランキングトップを走っている。また同選手が所属するインテルは10勝1分1敗で首位につけている。
そんなマルティネスを同メディアは、世界でも指折りのストライカーの1人であると伝えており、インテルにとってセリエAの開幕8試合で二桁到達を達成した3人目の選手となったストライカーへの称賛を惜しまない。
「本能の赴くままにプレイさせれば、マルティネスは見る者を魅了する選手だ。自由な発想で、あらゆる角度から物事を捉え、ボールをコントロールし、自分のためのスペースを作り、マークを簡単に破る方法を知っている。両足を使えるだけでなく、スピードとゴールへのアプローチの適応能力にも恵まれているマルティネスにできないことはほとんどない。問題が生じるのは、彼が自分の動きを考えすぎるようになってからだ」
ゴールを奪う能力だけではなく、前線でのポストプレイやチャンスメイクなどマルチに活躍できるマルティネスの存在はインテルにとっては計り知れないほど大きい。
同メディアは、パフォーマンスを発揮するためのコンディション作りや制限した食生活などマルティネスのプロ意識も称賛しており、26歳の今、全盛期と思わせる活躍を見せていると伝えている。
CLでも決勝トーナメント進出を決めているインテル。昨シーズンは惜しくも達成できなかったヨーロッパ王者とリーグ優勝を達成するためには、インテルの10番でありキャプテンの活躍が必要不可欠となる。