バーディの活躍もあってレスターは2部首位を独走 photo/Getty Images
再びのプレミアリーグへ
イングランド2部もここから終盤戦へと向かっていくが、現時点で首位に立っているのはレスター・シティだ。
昨季プレミアリーグから屈辱の降格を味わったレスターだが、今季は2部でここまで32試合を消化して25勝3分4敗と見事な戦いを披露。
スペイン『Mundo Deportivo』が称賛するのは、今季よりレスターの指揮官に就任したエンツォ・マレスカだ。現役時代はセビージャやユヴェントスでもプレイしており、昨年までマンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めていた。
ジョゼップ・グアルディオラの指導を傍で見ていた44歳の青年監督マレスカにとっては大きな挑戦で、ここまでレスターでは結果が出ている。
マレスカの指導に手応えを感じているのは、37歳を迎えているベテランFWジェイミー・バーディだ。
「人生のすべてのことと同じように、何か新しいことを学ぶのに年をとりすぎているということはない。個人的に監督の下でのプレイは本当に楽しいよ。僕のプレイに別の次元が加わっていて、素晴らしい」
「年齢も単なる数字でしかない。人間の年齢は自分の感じ方、足の感覚によって決まる。家に帰ったら体をしっかりケアし、リカバリーに努めている。
バーディとレスターの契約は今季限りとなっているが、もう一度プレミアの舞台で見たい選手だ。マレスカ体制ならば結果も変わる可能性があり、レスターは再び楽しみなチームに仕上がっている。