メッシの劇的な同点弾 photo/Getty Images
メッシ&アルバの鉄板の得点パターンが炸裂
現地時間2月25日(日本時間2月26日11時キックオフ)、メジャーリーグサッカーの第2節、リオネル・メッシが所属するインテル・マイアミは、ロサンゼルス・ギャラクシーと対戦した。
ロサンゼルス・ギャラクシーには今シーズンから吉田麻也と山根視来が所属。
試合は前半10分、早くもPKという形で、ロサンゼルス・ギャラクシーにチャンスが訪れる。キッカーはこのチームで10番を背負うリキ・プッチ。彼は19歳でFCバルセロナでデビューを果たし、メッシやセルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバ、ルイス・スアレスと共にプレイしている選手だ。
彼にとっては、4人に成長した姿を見せたいところではあったが、残念ながらこのPKは外してしまう。
その後も、ロサンゼルス・ギャラクシーが攻勢をかけ、前半28分にはリキ・プッチの強烈なシュートが枠をとらえるも、キーパーが好セーブ。対するインテル・マイアミはメッシを起点に攻撃を展開するが、ほとんどチャンスを作れず、0-0で折り返す。
後半はインテル・マイアミが意地を見せ、互角の戦いに。両チームともペナルティエリア内に侵入する攻撃を何度も仕掛けるが、なかなかゴールは生まれない。
そんな中、後半29分にロサンゼルス・ギャラクシーが先制点を奪う。リキ・プッチのシュートのこぼれ球にMFマルコ・デルガードが反応。ゴール前でフリーになったFWデヤン・ヨヴェリッチにアシストを送り、それを彼が落ち着いて流し込んだ。
その後もスコアはロサンゼルス・ギャラクシーが1点リードのまま一進一退の状況が続くが、後半43分に流れが変わる。アシストしたデルガードが、この試合2枚目のイエローカードをもらい退場となった。
直後に、元バルセロナのお馴染みのコンビがチャンスを作る。左サイドのアルバが、グラウンダーのクロスボールをメッシへ送ると、それを左足でダイレクトシュート。惜しくもキーパーに弾かれるが勢いは完全にインテル・マイアミが握る。
そして後半アディショナルタイム、またもやメッシとアルバのパス交換でボックス内に侵入すると、最後はアルバからのパスにゴール前に入ってきたメッシが滑り込みながら合わせ、ゴールネットを揺らした。
試合はそのまま1−1で引き分け。なお、吉田も山根もフル出場を果たした。リキ・プッチも得点に絡むプレイを見せ、その成長ぶりが伺える活躍を見せたものの、やはりこの日も主役はメッシだったと言わざるを得ない。